1 |
しない。
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44.5% |
2 |
日焼け止め、帽子や日傘も使う。
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18.9% |
3 |
日焼け止めのみ。
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18.1% |
4 |
日焼け止め、アームカバーやUVカットのパーカー等を着る。
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7.9% |
5 |
その他
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6.1% |
6 |
上記全部を使う
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4.4% |
■ 妥当な結果?
回答の約半数が「日焼け対策しない」。
皮膚がんの危険性をあれこれ聞くようになった昨今、ちょっと意外な数字に感じました。
病気が関係しなかったら、日焼けを気にするのは主に女性だと思われるので
至極妥当な結果だと思うのでしょうけど。
さて、「みんしつ」の回答者数は、だいたい6万人~7万人ほどいます。
これは、もしきちんとした調査を行うとしたら、十分意味のある母数になります。
(信憑性のあるデータ取得を目的とする調査の場合、性別や年代、お住まいなど、条件をきちんと分ける必要がありますが)
学術研究とかには使えないものだとしても、結構世の中の実態を反映してるんじゃない?
と思って、Google先生にお尋ねしてみました。
するとです。
ある調査(対象約8千人、性別年代の分布を表示)はこんな結果に。
- ● 対策しない --- 6割弱
- ● 対策する --- 4割弱
- ● 念入りにする --- 1割弱
なんとな~く、naoさんのしつもんへの回答と同じような傾向になってました。
ウェザーニュース社が3月に行ったアンケートなんかだと、8割以上が対策してないという結果にも。
まあ実施が3月じゃあ、そろそろ対策考えなきゃなあ、という時期だったのかもしれません。
■ 日焼けにまつわる皮膚の病気、皮膚がん
美容的な観点については、極端な話、気にする人は対策するし、気にしない人はしないだけ。
ですので、皮膚の病気で一番高リスクな皮膚がんついて少し書いてみたいと思います。
・日本の皮膚がん発症率は7.5%前後
白人のように日焼けしやすい人種だと罹患率が高く、日本人でも日焼けしてすぐ赤くなる人は注意が必要だそうです。
・死亡者数は罹患者数の約10分の1
死亡率は高くないですね。
早期発見がしやすく、また内臓に比べると対処が比較的容易(というと語弊があるけど)なためでしょうか。
・発生リスクを高めるもの
個体差要因を除き、現在、もっとも確実視されている外部要因は紫外線です。
多く日光に当たってきた人、つまり高齢の方ほど罹患しやすくなるということですね。
日本だと、北海道から沖縄まで日差しの強さは異なりますが、国内においては南北に差異はないそうです。
「悪性黒色腫(メラノーマ)」のように悪性がんでない限り、神経質にならなくてもよさそう・・・。
■ 対策不要?
とはいえ、急激に日焼けしたときのことを思い出してみてください。
ひりひりと痛く熱く、痛みが引いてもぼろぼろと薄皮がむけ、下手すると黒ずみが残ります。
黒ずみはともかくとして、「痛み」は正常な状態とはいえないのは確かです。
からだの悲鳴ですからね。
上に挙げた調査で、対策をしない人の主な理由は「面倒くさいから」。
でも、いまどきは手軽な日焼け止めがたくさん出回っています。
特に平均寿命が延び続けている現代、からの悲鳴を放置して将来の病気の元を養うくらいなら、
やはり予防しておくに越したことはないんじゃないでしょうか。
by みんなのしつもんアーカイブ
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